日本通運は和歌山市の雑賀崎工業団地に“雑賀崎ロジスティクスセンター”を建設し、9月2日に竣工式を行った。
同工業団地は和歌山下津港本港区に位置し、阪和自動車道の和歌山南スマートICまで約9kmと交通アクセスが良く、国際貨物の物流拠点としても優れた立地にある。
倉庫の柱・梁は津波にも耐えうる強度で、屋上には災害時非難スペースと非常用発電装置を設備し、BCPにも対応している。敷地内には一部に定温設備を兼ね備えた2階建て倉庫と、定温・常温の危険物倉庫2棟の計3棟を建設した。
同社はこの新倉庫で保管のほか、流通加工/共同配送などのサービスを提供して、和歌山の物流の中核拠点とする。
■日本通運 雑賀崎ロジスティクスセンター
住所:〒641-0062 和歌山市雑賀崎字泊り新開2017-45
敷地面積:2万2229m2
延床面積:一般倉庫1F、2Fともに9216m2、危険物A倉庫(定温)900m2/危険物B倉庫900m2
構造:一般倉庫は鉄骨造 2階建て、準耐火建築物、危険物倉庫は2棟ともに鉄骨造 平屋建て、耐火建築物