DHL Freight(以下DHL)は9月13日、ドイツHanover-Langenhagen空港のビジネスパークに、最新の物流ハブ施設(写真)を開設した。
新施設は6万3000m2の広さがあり、そのうち8700m2を占める積み替えターミナルは86以上の積込みベイを備え、約290名のスタッフにより運営される。
DHLは200を超える欧州域内の既存の物流ネットワークに投資しているが、特にこの新施設では積み替え物流の先端的な技術を試行して、業界の技術革新のリーダーとなることを目指す。
例えば、拡張現実と自動操縦の技術を駆使して、現場でトラクターヘッドとトレイラーシャーシを自動的にオペレーションし交換する、電動操縦アシスタント機能をテストしている。
そのほか、自動的に貨物の重量/体積/出荷データを記録するデバイスを試行しており、さまざまなテクノロジーの組み合わせにより、すべての出荷関連データが数秒以内に輸送管理システムにデジタル転送されるようになっている。
