航空貨物運送協会(JAFA)の統計による2019年8月の航空貨物の混載輸送実績は、日本発の輸出が重量ベースで7万2873トンとなり、前年同月比28.8%の減少となった。
輸出は昨18年12月から9ヵ月連続の前年同月比マイナスを記録した。22.8%減だった7月から、減少幅が拡大した。
地域別ではTC-1(米州)向けが30.2%減少、TC-2(欧州・中東・アフリカ)向けが29.6%減少、TC-3(アジア・太平洋)向けが28.1%減少。
TC-2では英国向け46.3%減少や、ベネルクス(ベルギー/オランダ/ルクセンブルク)向け40.9%減少などが目を引く。また、TC-3の主要市場である中国向けは26.4%減少した。
一方、8月の日本への輸入通関件数は18万2897件(前年同月比9.0%減)で、9ヵ月連続のマイナスとなっている。