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ANA:3Qは営業利益2101億円、同期過去最高に
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ANA:3Qは営業利益2101億円、同期過去最高に

 ANAホールディングスは1月31日、2024年3月期の第3四半期(23年4月1日〜12月31日)決算を発表した。

 売上高が前年同期比22.6%増の1兆5435億円となったほか、営業利益が同112.3%増の2101億円、経常利益が同124.3%増の2071億円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同137.9%増の1489億円となった。

 国際線事業は、日本発のビジネス需要が堅調に推移したことに加え、訪日需要と、日本発のレジャー需要を積極的に取り込んだ結果、国際線旅客収入は前年同期比89.9%増の5515億円となった。

 国際線貨物については、輸送重量が51万7000トン(前年同期比16.8%減)、有償貨物トンキロは26億2000万トンキロ(同18.2%減)、収入は1191億円(同53.5%減)であった。

 国際線貨物では、第3四半期(10月〜12月)において中国発北米向けの需要が増加したものの、半導体・電子機器、自動車関連をはじめとした主要産業のマーケット需要の減退が続いたことなどから、輸送重量・収入ともに前年同期を下回ったとしている。

 なお、2024年3月期の通期予想は、第3四半期の実績を反映し、売上高を2兆300億円(当初計画から600億円増)、営業利益を1900億円(同500億円増)、経常利益を1900億円(同750億円増)、純利益を1300億円(同500億円増)と、それぞれ上方修正した。

Last Updated : 2024/02/09