英国LondonのGatwick空港は、自社で運行する消防車/エアサイド業務用車両/除雪車などの燃料を水素化分解植物油(HVO)に切り替え、ディーゼル燃料比でCO2排出量を90%削減したと、このほど発表した。
このHVOは、植物廃棄物、油脂などから作る低炭素バイオ燃料で、ディーゼル燃料に代わる持続可能で低酸素な燃料。この切り替えにより同空港は年間950トン以上のCO2排出量を削減できる。
現在Gatwick空港では、空港で使用している車両の85%(300台)をHVO燃料に変更している。今後は同空港の持続可能方針の一環として、電気自動車に置き換えられていく予定としている。