全日本空輸(ANA)はこのほど、熊本空港に初めてチャーター便としてB777Fを運航すると発表した。
熊本県では世界的半導体メーカーの進出にともない、半導体関連の輸送需要が増加している。ANAはこの需要に対応するため、熊本県/熊本国際空港と連携。3月29日に、成田〜熊本間でB777Fを運航するもの。同便は今後、定期化を見据えている。
またANAでは、半導体関連の国際需要を見据えて昨23年10月、熊本空港に電子通関システム(NACCS)を導入していた。今回の貨物輸送では、同社として初めて熊本空港でのNACCSを活用した輸入通関業務も行う。
ANA/熊本県/熊本国際空港の3社は、「熊本空港での国際航空貨物の取り扱いを強化し、熊本の地域活性化と九州を支えるセントラルゲートウエー機能の向上をめざす」としている。
■成田〜熊本線(NH9197/9198便、24年3月29日)
成田発16:50 →熊本着(同日)19:10
熊本発20:40 →成田着(同日)22:20