日本航空(JAL)は、SAFの活用によるCO2削減の環境価値を証書化し、JAL便を利用する法人顧客に提供する“JAL Corporate Program”を4月から開始する。
JALはこれまで、航空機運航による自社のCO2直接排出(Scope1)、および間接排出(Scope2)の削減に 取り組んできたが新たに、自社の活動に関連する他社の排出(Scope3)の削減を行う。
同プログラムは、SAF証書からCO2排出量を算出して、その環境価値を必要とする法人顧客向けにCO2削減証明書を発行・販売するもので、顧客は貨物輸送や従業員の出張による航空利用実績に基づくCO2排出量を可視化し、削減できるとしている。