日本通運はこのほど、中部空港発・米オハイオ州向けのハイスピード航空混載商品として、航空輸送サービス“NX-FORWARDING〜AIR〜Ohio Midnight Express”の販売を開始した。
オハイオ州には自動車関連産業をはじめさまざまな企業が進出しており、同州に向けて日本からは現在、自動車関連産業が盛んな中部地区の顧客による緊急貨物の輸送需要が増加している。
これまでオハイオ州向けの貨物は、Chicago空港を経由して配送していたが、新サービスではさらに速く貨物を配送するため、よりオハイオ州に近いCincinnati空港を活用した航空輸送サービスとする。中部空港に夕方搬入した貨物を同日深夜便のCincinnati向けの直行便に搭載し、Cincinnati空港到着後に米国NX・Columbus支店が貨物を配送するもの。
同支店から緊急配達サービス(オプション)を組み合わせることで、オハイオ州内へ同日中の配送が可能。従来と比べ、約1日のリードタイム短縮が実現できるとしている。