ドイツのエクスプレス輸送を専門とする物流会社のtime:mattersは、上海(浦東)空港にクーリエターミナルを開設し、クーリエおよびエクスプレスの航空貨物輸送の取り扱いを開始したとこのほど発表した。
この施設は、6月25日から開始した中国輸送ロジスティクス事業と同時に開設したもので、センシティブな貨物のモニタリングとハンドリングスピードの両方を最適化するよう設計されている。
また、エプロンへ直接アクセスすることで、積み込みまたは出発までエプロン上の貨物を物理的に監視することができる。
現状、輸出が約4時間、輸入が約6時間の取り扱い時間とされているが、それぞれ2時間、2.5時間に短縮され、貨物処理時間は最大2/3に短縮されるとしている。
time:mattersは、「迅速、効率的、顧客別にカスタマイズされた、信頼性の高いエンドツーエンドの輸送ソリューションを世界中に提供していく」とコメントしている。