航空貨物・倉庫などの物流システムを手がける独Lodige Industriesは、Schiphol空港の新たに稼働した貨物上屋で完全自動化した保管技術を導入したとこのほど発表した。
この上屋は航空サービスプロバイダーのdnataの施設で、自動貨物保管技術のほかLodigeの無人搬送車(AGV)7台が貨物コンテナの自動輸送に使用されている(写真)。
Lodigeでは、重量物を効率的に移動させる機材の開発を行い、Schiphol空港内の10棟の貨物ビルですでに整備されている貨物用リフト2500台を設置してきた。
そのほか、Amsterdam運河地区の地下に最大270台の車両を駐車できるようにし、道路渋滞の緩和や省スペース化による歩行者・自転車通行・緑地スペースなどの確保を実現するなど、航空貨物分野だけではなく、様々なソリューションに取り組んでいる。
