成田国際空港株式会社(NAA)は、国交省と経産省による「航空燃料不足への対応に向けた官民タスクフォース」での「航空燃料供給不足に対する行動計画」においてNAAが輸入航空燃料を受け入れたことをこのほど発表した。
NAAが今回受け入れた燃料は、伊藤忠商事が韓国の製油所から輸入した約5000キロリットルで、アジア便の約300便分に相当するもの。この量は、6月末時点で燃料調達ができず成田空港への就航を断念している6社・週57便に対しても十分対応が可能な数量とした。
NAAは、「今回の受け入れは短期的な対策だが、就航を断念していたエアラインが再度成田空港への就航を検討する後押しになることを期待している。今後も様々な関係者と連携して、最大限の効果、成果に結びつけられるよう率先して取り組む」とコメントしている。