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ANA:第1四半期は増収、貨物収入は13%増
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ANA:第1四半期は増収、貨物収入は13%増

 ANAホールディングス(ANA HD)は7月30日、2025年3月期第1四半期(2024年4月1日〜6月30日)の連結決算を発表した。

 売上高は前年同期比12.1%増の5167億円で第1四半期としては過去最高を更新した。営業損益は同30.7%減の303億円。経常利益は同14.9%減で368億円となった。

 これについて、「整備費の増加や人材への投資などにより営業費用が増加したが、コロナ前最高益を上回る水準で、年度計画に対し順調に推移している」とした。また、親会社株主に帰属する四半期純益は同19.5%減の247億円となった。

 国際線事業は、好調な訪日需要に加え、日本発のレジャー需要やビジネス需要を積極的に取り込み、旅客数は前年比16%、収入は13%増加した。

 国際貨物事業では、貨物収入が431億円(前年同期比13.1%増)、輸送重量17万4754トン(同1.7%増)、貨物トンキロ8億9071万トンキロ(同3.1%増)となった。

 国際線貨物では、「需要動向を見極め、貨物専用機の供給量を柔軟に調節するなど、収益性の確保に努めた。特に、アジア・中国発北米向け三国間貨物の旺盛な需要を取り込んだ結果、輸送重量・収入ともに前年同期を上回った」としている。

 なお、2025年3月期の連結業績予想については修正は行わず、売上高2兆1900億円、営業利益1700億円、経常利益1600億円、当期純利益1100億円を見込む。

Last Updated : 2024/08/02