阪急阪神エクスプレスはこのほど、香港現地法人が国際認証機関DQSからTAPA FSR(Transported Asset Protection Association Facility Security Requirements) 2023の認証を取得したと発表した。
この認証は、ハイテク製品をはじめ高価値商品の保管と輸送に関わる施設のセキュリティについて厳格な要件を定めた規格。認証は要件項目がもっとも多いLevel Aから最少のLevel Cの3段階で設定されていて、阪急阪神の香港現法は今回Level Aを取得したもの。
認証を受けた施設は航空輸出専用の青衣倉庫で、これにより今後はセキュリティ要件の高い米国向け旅客便へのULDビルドアップが可能となり、取り扱い貨物の拡大が見込めるとしている。