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成田空港:鉄道共同輸送サービスで実証実験
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成田空港:鉄道共同輸送サービスで実証実験

 成田国際空港株式会社(NAA)はこのほど、日本貨物鉄道(JR貨物)および日本フレートライナー(日本FL)とともに「成田空港モーダルシフト推進協議会」を立ち上げ、関西エリア→成田空港間で鉄道共同輸送サービス「RAIL to NARITA LCLサービス」の実証実験を開始すると発表した。

 現在、関西で生産された製品を成田空港から輸出する場合、ほとんどがトラック輸送で行われており、CO2排出削減やトラックドライバーの確保が課題となっている。

 一方で、一度に大量輸送が可能でCO2排出量の少ない手段の鉄道輸送には、利用にあたりコンテナ単位での契約となることから、重量が低く、高価値な製品が多い航空貨物での利用が難しいという課題があった。

 今回3社は、協議会として新たに小ロット(パレット単位)でも利用可能な鉄道共同輸送サービスの実証実験を行うもの。

 NAAは、「新しい成田空港構想の新貨物地区において、モーダルシフト推進のための航空貨物と貨物鉄道輸送をシームレスに繋ぐ仕組み作りを目指しており、この実証実験はその第一歩となる」とコメントしている。

Last Updated : 2024/08/23