郵船ロジスティクス(YLK)は傘下の郵船ロジスティクス北陸を通じて、小松空港を出発する国内線を利用した国際航空輸送サービスの提供を行っている。
石川県/富山県/福井県の北陸エリアでは、航空輸出を行う場合、太平洋側に位置する主要空港までトラック輸送することがほとんどだが、近年頻発する天候・自然災害の影響で高速道路が通行止めになると、陸送ルートが限られることが課題となっていた。
そこで、小松空港発の国内線を利用して羽田空港を経由する輸出航空貨物輸送サービスを、トラック輸送の代替手段として提供するもの。
YLKは、「今後もトラック輸送に加え、地方空港を活用した輸送サービスの提供も進める」とコメントしている。