サプライチェーン可視化プラットフォームを開発・提供するproject44(本社:米国)は、荷主/キャリア/LSP(ロジスティクス・サービス・プロバイダ)向けに「排出量モニタリング」(画像)をこのほど公開した。
この機能は、「Movement by project44」プラットフォームに新しく実装される。GLEC(グローバルロジスティクス排出量評議会)認証の計算式に基づき、精度の高い排出量計算を複数の輸送モードにわたる出荷に対して提供し、企業がscope3のカーボンフットプリントを効果的に追跡・管理できるよう支援するもの。
ユーザーはカスタマイズ可能なレポート機能を活用し、モード/出荷/キャリア/レーンといった各レベルで高精度の排出量実績データを利用し、環境に対する影響を軽減する取り組みに生かせる。また、ESGレポートでCO2測定結果から、サステナビリティへの取り組みを実証することで、顧客満足度を高めることができるとしている。
project44は、「この排出量モニタリングは、複数の輸送モードでのより正確な排出量データを提供し、規制への準拠や持続可能性目標の達成を支援することで、サプライチェーンにおける持続可能性のソリューションとなる」とコメントしている。
