仏海運会社CMA CGMグループの航空貨物部門CMA CGM Air Cargoはこのほど、3機目となるB777-200Fを受領し、香港〜Chicago線を開設したと発表した。太平洋横断線は、同社初となる。
往路は香港からAnchorageを経由してChicagoに到着し、復路はChicagoから仁川を経由し香港に到着する。運航は、Atlas Airが行うもの。
25年にはもう1機B777-200Fが追加され、太平洋路線は週7便で運航される予定としている。
CMA CGM Air CargoはParis・Charles de Gaulle空港を拠点に、現在B777F×3機/A330F×3機を保有している。このうちB777F×2機は欧州〜中華地域路線に投入して香港に週5便、上海に週4便を運航中。
さらに、26年以降にもA350F×8機を導入していくなど、貨物機フリートの拡充を進めている。