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ANA:旅客・貨物機にリブレット技術実装でCO2削減へ
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ANA:旅客・貨物機にリブレット技術実装でCO2削減へ

 全日本空輸(ANA)は、LufthansaグループのLufthansa Technikが開発したリブレット加工フィルム「AeroSHARK」(サメ肌の構造を模倣したフィルム)を旅客機および貨物専用機に導入すると、このほど発表した。

 このフィルムは、空気抵抗による摩擦度を低減するサメ肌構造に着想を得た機能性表面フィルムで、機体胴体の大部分に貼付することで1機あたり年間約250トンの燃料消費量と約800トンのCO2排出量を削減することができるもの。

 まず、9月2日以降の貨物定期便でフィルム実装初号機のB777Fを投入し、来春から同技術を導入する2号機としてB777の旅客機を国際線で運航する予定としている。なおANAによると同社は、貨物・旅客機の両方へのリブレット技術導入を決めた世界で初めての航空会社となる。

Last Updated : 2024/09/06