成田国際空港株式会社(NAA)はこのほど、成田空港コミュニティ5社がIATAの提唱するリチウム電池の航空輸送品質認証である「CEIV Lithium Batteries」の認証を取得したと発表した。
成田空港では、同空港内で国際航空輸送に携わる関係事業者とともにコミュニティを結成し、2024年度末までに同認証を目指していたが、このほどコミュニティ参加企業全5社(JAL/西日本鉄道/日新/三井倉庫エクスプレス/三井倉庫サプライチェーンソリューション)が同認証取得を完了したもの。
また、今回のコミュニティの認証取得に併せて、NAAがIATAから日本初となる「CEIV Lithium Batteriesパートナーエアポート」として認定された。これにより成田空港は、IATAが策定した4つのCEIV認証のうち、Pharma(医薬品)に続く空港コミュニティによる認証取得およびパートナーエアポート認定となった。
NAAは、引き続き関係事業者と協力し、航空物流拠点化を促進していくとしている。