日本航空(JAL)は、米国籍の貨物機運航会社Kalitta Air(CKS)と5月10日から成田〜Chicago線の定期貨物便でコードシェア(C/S)を行うと、このほど発表した。
CKSが運航する成田〜Chicago線は、週3便(成田発:水金日)で、給油のため米Anchorage空港を経由する。同路線は、5月中はB747-400Fを投入し、その後はB777-300ERSFを使用する。JALによると、CKSが保有するB777-300ERSFは、在来型の777F型機よりも多くの貨物を搭載でき、747-400Fよりも燃費効率の良い運航が可能になるとしている。
JALは、5月のC/S便に先駆けて4月4日〜26日の期間、CKSの成田〜Chicago線(機材:B747-400F)で貨物便のスペース販売を行う。
さらに、成田〜Chicago線(機材:B777-300ER)の旅客便を5月31日から開設するなど、JALは貨物便と旅客便の双方を活用して北米路線を増強していく。
JALは、「安定的かつ柔軟な航空貨物輸送を提供し、成長著しいアジア〜北米間の貨物輸送需要に応えていく」とコメントしている。
▪️成田〜Chicago線(K4 550/551便、4月4日〜26日)
Chicago 発(水金)09:00 →成田 着(翌日)16:00
成田 発(木土)19:00 →Chicago 着(同日)20:00
▪️成田〜Chicago線(JL6746・K4 550/6747・551便、5月10日〜)
Chicago 発(火木土)01:30 →成田 着(翌日)08:30
成田 発(水金日)11:25 →Chicago 着(同日)12:30