ANA Cargoは、4月1日付けで組織改編を行った。同社は、「中期経営戦略の最終年度として生産性向上をさらに推し進めることにより新たな価値創造につなげる」として、組織体制の見直しを図ったもの。
主な変更内容としては、社長直轄の再編準備室を新設し、日本貨物航空のANAグループ化に向け、ANAホールディングス貨物事業再編準備室と連携し、貨物事業再編を推進する専門組織とする。
また、オペレーション部門の品質保証部の管理下に新設の品質管理課と生産管理課を設置した。これにより、ANA Cargoの商品であるPRIOシリーズや同社が取得しているIATA CEIV認証を活用した輸送の重要性が高まるなかで、品質管理に特化した部署を立ち上げることで商品力を強化するとしている。