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ANA/JAL:羽田空港で国産SAF供給開始
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ANA/JAL:羽田空港で国産SAF供給開始

 全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)はこのほど、国産のSAF(持続可能な航空燃料)の供給を羽田空港で開始したと発表した。

 利用される国産SAFは、日揮ホールディングスが東京都と連携して回収した廃食油の原料を一部として、大阪府堺市の製油所で量産されたもので、羽田空港において定期旅客便へ供給を開始した。

 同国産SAFは、日本のSAF製造業者としてはじめてISCC CORSIA認証(持続可能な製品の国際的な認証)を取得した合同会社Saffaire Sky Energyが現時点で国内唯一となるSAF製造設備で量産した環境価値が証明されたSAFとなる。

 国産SAFについては、2025年4月から日本国内での安定的な製造・供給が開始されている。また、東京都では廃食油の回収促進に加え、国産SAFの安定供給に向け、海外産SAFとの価格差を助成する「国産SAF利用促進事業」の取り組みも行っている。

Last Updated : 2025/07/11