Lufthansa Cargo(LCAG)はこのほど、2025年冬期スケジュールを発表した。
それによると、新規路線としてAlmaty線を再開するほか、Hochiminh〜Los Angeles線を上海を経由とすることで、上海から北米向けの貨物輸送に対応することが可能となるとした。
これにより、アジア〜太平洋地域において週当たり最大50便が利用可能となり、アジア17都市に向けてサービスを提供していく。また、北米11都市へ週28便、南米4都市に週4便を運航する。
さらに中東・アフリカ地域では、LCAGのA321FによってFrankfurt/Munichの両ハブから20都市へ週当たり最大37便を運航し、短・中距離路線の迅速な輸送を実現するとしている。7月にはBeirut(レバノン)に貨物ステーションを開設し、A321Fネットワークを強化している。
また、グループのAustrian Airについては、Vienna〜Bangkok線を1日2便体制に増便するほか、Brussels AirはLome(トーゴ)/Dakar(セネガル)/Conakry(ギニア)/Monrovia(リベリア)/Accra(ガーナ)/Freetown(シエラレオネ)を含む、アフリカ路線網を拡大するとしている。