Cathayグループは、アジアおよび世界におけるSAF(持続可能な航空燃料)の生産拡大を加速させることを目的に、Airbusと最大7000万ドル(約110億1300万円)の共同出資パートナーシップを締結したと、このほど発表した。
両社のパートナーシップは、2030年以降を見据え、SAF生産の拡大を支援するプロジェクトを特定・評価・投資していく予定のほか、アジア地域におけるSAFの供給・需要の両面を支援する政策推進への協力も含むもの。
CathayグループおよびAirbusは、それぞれのグローバル経験を生かし、SAFをより身近で手頃なものとする政策形成を進めていく。
SAFの普及拡大には、政策立案者や投資家、SAF製造者、航空会社、顧客などバリューチェーン全体に渡り深い協働が不可欠。
両社は、「大量かつ手頃な価格でのSAF生産・供給には、前例のない業界横断的な取り組みが必要。両社の強固なパートナーシップのもとSAF生産能力向上を加速させ、より大きく持続可能なインパクトを実現する」とコメントしている。