関西エアポートは、関空における国際貨物地区改修プロジェクト「Cargo Next」を開始すると、このほど発表した。このプロジェクトでは、関空の将来に向けた貨物オペレーションのため、国際貨物地区の改修検討・実施をしていくもの。
現在、関西エリアで発生する航空輸送貨物の60%が関空を利用しているが、残りの40%が取り込めていないという現状がある。実際、貨物上屋はほぼ満床で、施設も老朽化が進んでいるため、今後、上屋施設のキャパシティを拡張し、施設を現在のトレンドに合わせるなどして、リノベーションすることでこの潜在的需要の取り込みを強化したい考え。
貨物戦略のための目標を、(1)貨物施設の拡張・改修、(2)DXの推進・上屋施設などの効率的配置、(3)ステークホルダーとの連携を強化、(4)労働環境の改善、(5)環境負荷低減に向けた対策の推進ーの5つの柱とし、進めていくとしている。上屋については、段階的投資により面積を最大で50%の拡張をめざし、まず短期的に5%の拡張を実施するとしている。
関空は、「1994年の開港から30年以上さまざまな貨物輸送の需要に対応してきたが、次の30年を見据えた貨物上屋のキャパシティ拡張・機能向上・効率化を推進していく」とコメントしている。