IATA(国際航空運送協会)がこのほど発表した2025年11月の航空貨物の需要(CTK)は、前年同月比5.5%増(国際貨物は6.9%増)と前年を上回った。
供給キャパの指標であるACTK(有効トンキロ)は、前年同月比で4.7%(同6.5%増)増えた。年末休暇シーズンを控え、荷主がタイムリーな配送を優先したことが追い風となったもの。
11月の世界の製造業の購買担当者景気指数(PMI)は4ヵ月連続で上昇し51.17に達した。新規輸出受注PMIは49.87とわずかに改善したものの、景気拡大/縮小の境目である50を下回り、世界の製造業生産と輸出は緩やかな減少を示し、関税の不確実性に伴う警戒感が継続していることを反映しているとした。
IATAのWillie Walsh事務総長は、「新興市場の堅調な需要と中東地域における選択的成長が、新たな米国関税制度への調整が継続する中での米州地域の軟調さを補って余りあるものとなった。世界的に見て、貿易の戦略的な経路変更が主要市場全体の業績を形作る中、航空貨物の第4四半期は堅調さを維持した」とコメントしている。
25年11月のCTKとACTK、CLF(ロードファクター)の伸び率、およびCLFは以下のとおり(▲はマイナス)。
