Nippon Expressホールディングスは、グループ会社の日本通運が超低温度帯対応の温度管理輸送サービス「定温マルチBOX Premium」の販売を開始したと、発表した。
新サービスの「定温マルチBOX Premium」は、低温帯に対応した高品質な輸送資材を採用しており、外寸が505×505×473mm、荷室が293×293×255mm、内容積が約17.8〜21リットルとなる。温度帯は-80〜-70℃(持続時間72時間)、-60℃以下(同36時間)、-40℃以下(同53時間)の3温度帯が可能だ。
希望の温度帯に調温したBOXを集荷先に持参するため、顧客が定温輸送容器や蓄熱材・保冷剤などを用意する必要がない。
また、配送時に顧客は内容品のみを受け取り、BOXはそのままドライバーが引き取るため、配達先での容器の保管スペースを確保する必要もなく、返送の手配や管理コストの軽減を実現する。
近年、バイオ医薬品や再生医療などの製品、新ワクチンの普及を背景に、従来の定温輸送では対応が難しい超低温帯の輸送需要が拡大している。また、検査機関や研究機関における検体や細胞など高度な温度管理が求められる貨物輸送ニーズが高まっている。
日本通運は、「高度化・多様化するニーズに応え、物流サービスを拡充していく」とコメントしている。写真は、超低温帯保存が可能な定温マルチBOXのBOX本体。
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