三井物産:三菱地所と米国で物流施設開発に参入
三井物産は9月21日、米国子会社のMBK Real Estate LLC(以下MRE)が、三菱地所の米国子会社Rockefeller Group International, Inc.(以下RGI)と共同で、カリフォルニア州Perris市に物流施設「Optimus Logistics Center」を開発すると発表した。画像は新センター完成予想図。
9月19日に開発事業に関する共同事業協定書を締結し、特別目的会社(SPC)であるRG/MRE Optimus LLC社に出資した。同SPCの出資比率はMREとRGIの折半出資で、総事業費は約1億2000万ドル(約130億円)。2018年8月の竣工予定。
米国はeコマース需要増を背景として物流施設マーケットが成長を続けており、今後も消費地に近く交通アクセスに優れた物流施設へのニーズは拡大すると期待されている。
共同開発する物流施設は、人口集積地であるカリフォルニア州南部に位置し、海路ではLos Angeles/Long Beach港に近接し、空路ではLos Angeles国際空港・Ontario国際空港へのアクセスが良好で、陸路では大陸を横断する高速道路に近く、物流ネットワークを構築しやすい立地にある。
しかし、陸海空の交通の要所へのアクセスに優れている一方で、新規開発許認可の取得が容易ではない地域とされている。こうした地域においては、延床面積13万4000m2規模と、同エリアでは希少な物件となることから、eコマース事業者のみならず3PLや製造業者などの幅広いテナント需要が見込まれている。
三井物産とMRE社は、米国で不動産開発事業に30年間取り組んでいるが、物流施設開発事業分野に参入し、中長期的に新たな収益の柱とすることを目指す。
■Optimus Logistics Center(オプティマスロジスティックスセンター)
所在地:米国カリフォルニア州Perris市
土地面積:約28ha
延床面積:約13万4000m2
