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NCA:B747-8Fに機種統一、運航規模の見直し図る
日本貨物航空(NCA)は8月17日、国土交通省から7月20日に受けた「航空輸送の安全の確保に関する事業改善命令および業務改善命令」に対し、改善措置を同省に提出したと発表した。
NCAでは、ことし4月3日に成田空港で実施したB747-8F(登録番号:JA14KZ)の機械部品への潤滑油補給について、整備記録に事実と異なる記載をしていた。
NCAは社内調査委員会による調査と第三者の立場から監査を依頼した全日本空輸(ANA)による検証などを実施した。
主な問題点と要因として、整備部門の人手不足、業務増加に対するマネジメント層・スタッフ部門に対する現場からの信頼低下、経験者への意見が言えない組織風土が生まれていたこと、2016年10月にも、国交省からエンジン整備の記録不備で厳重注意を受けたにもかかわらず、問題点の具体的な事例共有や、全社員への情報共有、意見聴収が行われなかったことなどを挙げた。
NCAの保有機材はB747-8F×8機、B747-400F×3機の計11機。同社は改善措置として、人員規模に見合った運航規模への見直しを図ることを目的に、B747-8Fへの機材統一を図る方針。
NCAは一時、全11機の運航を中止していたが、現在は11機中2機が運航再開しており、残り9機は機体の健全性を確認し、耐空検査を受験後、順次復帰予定としている。
また、ANAとの戦略的業務提携に基づき、ことし4月から5名の人的支援を受けて、整備スタッフ部門および整備現業部門の強化を図った。さらに9月1日にはANAから3人の人的支援を受けて、品質保証部門、技術部門、現業部門のマネジメントを強化するとしている。
Last Updated : 2018/08/21
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