IATA:18年7月の航空貨物はFTKで2.1%増
IATA(国際航空運送協会)が8月29日に発表した2018年7月の世界の航空貨物(国際・国内)輸送は、FTK(有償トンキロ)ベースで前年同月比2.1%増、ロードファクターは42.7%となった。FTKは2016年5月以来の低い伸びとなった。
IATAでは、成長率が鈍化している理由について、日本貨物航空(NCA)の一時的な運航停止の影響のほかに、(1)顧客ニーズに対応した迅速な配送のための在庫サイクルが年初で終了した、(2)製造業の新規輸出受注が欧州では2月頃、中国や日本でもここ数ヵ月の間に落ち込むなど、世界の新規輸出受注が低下している、(3)アジアと欧州の製造業で、サプライヤーがメーカーから求められる納期が長期化する傾向にある、ことなどを挙げている。
また、米中の貿易紛争が世界経済に不安を与え、ビジネス界や投資家の意欲を削いでいると指摘した。
FTKとAFTK(有効トンキロ)、FLF(ロードファクター)の伸び率、およびFLFは次のとおり(▲はマイナス)。
FTK AFTK FLF前年比 FLF
アフリカ_____ ▲8.3% ___ ▲0.7% ___▲1.8% ___ 21.1%
アジア太平洋____ 0.9% ____ 3.9% ___▲1.6% ___ 53.4%
欧州________ 2.6% ____ 4.4% ___▲0.8% ___ 42.9%
ラテンアメリカ___ 3.0% ___ ▲7.8% ____3.6% ___ 34.2%
中東________ 5.4% ____ 6.3% ___▲0.4% ___ 42.8%
北米________ 2.6% ____ 4.0% ___▲0.4% ___ 34.3%
市場総計______ 2.1% ____ 3.8% ___▲0.7% ___ 42.7%
