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LCAG:航空貨物物流の官民一体のプロジェクトに参加
Lufthansa Cargo(LCAG)は9月27日、ドイツ連邦交通デジタルインフラ省(BMVI)の支援を受けて、Fraunhofer Institute for Material Flow and Logistics(IML)が主体となって始動した研究プロジェクト“Digital Test Field Air Cargo”(DTAV)に参加したと発表した。
DTAVは独航空業界の空港/航空会社/フォワーダー/グラハン業者などをすべてのプレイヤーを結ぶネットワークを改善し、物流プロセスをデジタル化することにより、同国の航空貨物輸送の効率化と競争力の向上を目指している。
LCAGはデータ交換の分野で貢献しており、たとえばIATAのオープンなONE Record標準を使用することで、メーカーから荷受人まですべての関係者が関連書類を電子的にやりとりできれば、輸送チェーン全体の温度/位置/写真などのデータを共有できるようになると指摘する。
結果的に航空物流サービスの透明性が増し、高精度な情報に基づく予測により輸送プロセスとキャパ活用が効率化し、最終的にはCO2排出量の削減にもつながるとしている。
Last Updated : 2021/09/29
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