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LCAG/K+N:合成SAF燃料で独atmosfairと独占契約
Lufthansa Cargo(LCAG)とKuehne+Nagel(K+N)は10月4日、独Berlinを本拠とするNGOのatmosfairと持続可能な航空燃料(SAF)の独占的な購入契約を結んだと発表した。
SAFにはバイオSAFと合成SAFの2種類があり、バイオSAFがバイオマスが廃棄穀物などの有機原料から生産されるのに対して、合成SAFは再生可能電力/水/二酸化炭素(CO2)などから生産できるため、バイオSAFと異なり原料の供給に限りがなく、CO2の排出量を最大100%削減できるメリットがある。
atmosfairは世界で初めて合成SAFの生産拠点をドイツ北西部のエムスラント州Werlteに開設して、今後の本格生産を目指している。
LCAGとK+Nはパートナーシップに基づいてatmosfairのSAF事業を支援するとともに、今後少なくとも5年間にわたって合成SAFを年間2万5000ℓ購入する。
Last Updated : 2021/10/06
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