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DHL Express:仏Charles de Gaulle空港に新国際ハブ
DHL Expressは10月5日、Paris・Charles de Gaulle空港に新しい国際ハブ施設(写真)を開設したと発表した。
2020年3月の着工から20ヵ月を要して完成した。敷地は9万1000m2でサッカーコート13面分に相当する。従来の10倍の広さの用地獲得に1億7000万ユーロ(約220億円)を投じた。
同社が1976年にフランスへ進出して以来、同国で最大かつ欧州としても近年最大の投資案件となった。
この新ハブは規模と小荷物の処理能力において、独Leipzig/英East Midlands/ベルギーBrusselsに次ぐ欧州4番目の施設であり、欧州の12ヵ所を含め世界に23ヵ所ある同社の国際航空ハブのひとつ。
4500万ユーロ(約58億円)を費やして導入した最新鋭の仕分けシステムは、小荷物および書類を1時間当たり3万8000個処理することが可能で、これは従来施設の15倍の処理能力に該当する。
また、建物の床面積は3万2000m2あり、約720人の従業員が24時間体制で運営する。新ハブは今後10年間に予想される物量拡大に対応することが可能で、さらに拡張することもできる。

Last Updated : 2021/10/06
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