>航空貨物最新ニュース
UPS Healthcare:治験のコールドチェーン網を拡大
UPS Healthcareは10月6日、治験ロジスティクス部門であるMarkenが、細胞・遺伝子治療の需要増に対応するため、グローバルなネットワークの大幅な拡充を実施すると発表した。
日本では既存の東京に加え、新たに大阪に施設開設を予定している。
ネットワークを拡大して、細胞治療や遺伝子治療の臨床試験を中心とした、臨床薬サプライチェーンサービスの需要拡大に対応する。
拡大計画には新拠点の開設/コールドチェーン・サービスの拡大/パッケージング・ソリューションの提供が含まれる。進行中および計画中のプロジェクトは次の通り。
1)米ケンタッキー州Louisville/ペンシルベニア州Great Valley/韓国のソウルに、それぞれ9300m2を超えるGMP(適正製造規範)準拠のデポ施設を追加。
2)ウクライナのKievにGMP準拠デポ施設を新設。
3)大阪にGMP/GDP準拠のデポ施設を新設。
4)ケニアのNairobiとガーナのAccraに新拠点を開設。
5)上海のキット組立工場の拡張。
6)世界各地の細胞・遺伝子治療研究施設に液体窒素充填ステーションを新設。
7)ベルギー/フランス/南アフリカ/インド/台湾/中国/シンガポールの各拠点のインフラ整備。
8)細胞・遺伝子治療に関する配送物のリアルタイムな位置追跡と温度監視のためのパッケージング、技術の強化。
Last Updated : 2021/10/07
[AD]