安田倉庫は10月8日開催の取締役会で、南信貨物自動車（本社：長野県松本市、丸山光彦・代表取締役社長）の全株式を取得し、子会社化することを決議した。取引価格は未発表。

　南信貨物自動車は長野県全域に拠点を構え、甲信地区から関東圏や中京地区まで結ぶネットワークを整備して、大型車両から小型車両、冷蔵・冷凍車両など300台を超える車両を運行している。また、一時保管／荷役／流通加工作業のノウハウにより、顧客に最適物流を提供している。資本金は1億円。

　安田倉庫では南信貨物自動車の持つネットワークやサービスのノウハウにより、物流事業のシナジー効果が見込めるため、全株式取得による子会社化を決めたとしている。

　公正取引委員会の承認を得て、11月1日（月）に株式譲渡を実行する予定。