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AFKLMP:Paris空港で自律型電気エアサイド輸送車両をテスト
Air France-KLM Martinair Cargo(AFKLMP)とフランスParisの主要空港を運営するGroupe ADP(Paris空港公団)はことし8月から、Paris・Chalres de Gaulle空港で、自律型電気エアサイド貨物輸送車両(写真)をテストしている。AFKLMPが10月7日発表した。
仏のスタートアップ企業OROKの自動運転車両は、GPSシステム/人工知能(AI)/多数のセンサーが搭載されており、航空機に近い荷積みおよび荷降ろしエリアにアクセスができる。
また、30〜40のスーツケースや航空コンテナ、貨物を搭載したパレットを運ぶことができ、貨物上屋または荷物仕分けセンターと航空機の駐機スタンドの間で通常使用されるトラクターやトレーラーからリプレイスすることを目的としている。
プロトタイプ車両により、倉庫内の2つのエリア間で航空コンテナを輸送するテストが行われている。AFKLMPでは「テストは、新世代の効率的な車両を順次使用することで進化していく」とコメントしている。

Last Updated : 2021/10/11
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