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平野ロジスティクス:空調仕様“+1 COOL”を開発

 平野ロジスティクスはこのほど、同社オリジナルのセミトレーラー“+1”に各種改良を加えた、空調仕様の“+1 COOL”(写真)を開発した。

 +1 COOLは冷凍機メーカー・サーモキング製の冷凍ユニット“SLXi400”をトレーラー前部に装着した、空調管理機能を搭載したモデル。

 ルーズ貨物はもちろん、EnvirotainerやCSafeの温度管理コンテナが搭載でき、マイナス30℃までの冷凍・冷蔵保管が可能。欧州の医薬物流品質機関(European Institute Pharma Logistics)から医薬品物流の品質認証であるGDP(Good Distribution Practice)も取得している。

 また、リアドアの施錠は暗証番号による電子ロック式で、遠隔操作にも対応するなどセキュリティにも万全の態勢をとっている。

 最新の+1 COOLはこのほど、ベルギーZeebrugge港で船積みされ、11月下旬に横浜港に到着する予定。2022年1月から運行開始する計画としている。

 平野ロジスティクスはことし6月、同社のオリジナル・トレーラー“+7”に空調機能を搭載した“+7 COOL”を本格稼働させており、これに“+1 COOL”をラインアップに加えることで、温度管理輸送体制をますます増強させる。

Last Updated : 2021/10/18
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