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WFS:トラック・ドライバーの手続きをデジタル化

 グランド・ハンドリング業者のWorldwide Flight Services(WFS)は10月18日、同社のデジタル化されたセルフサービス端末“CargoKiosk”(写真)をLondon・Heathrow空港に設置したと発表した。

 同システムは、貨物の配達と収集を行うトラック・ドライバーの手続きを簡素化およびデジタル化し、顧客のドライバー・リソースを最適化するもの。

 従来、ドライバーは現場に到着後、受付で書類のチェックを受けてから、貨物の積み降ろしエリアが割り当てられる。

 しかし、CargoKioskを使用することで、トラックが現場に到着する前に、ドライバー、車両、貨物の承認プロセスが電子的に完了するため、ドライバーはCargoKioskにIDを入力し、タッチスクリーンで必要事項を入力・操作するだけで済む。その後、SMSまたはアプリの通知を受け取り、トラックを割り当てられたエリアに移動して、貨物を積み降ろしすることができる。

 WFSは2019年にベルギーBrusselsでCargoKioskを初導入、ことしの夏にはAmsterdamにも設置されていて、Londonが3空港目となる。

 さらに2022年にはParis・Charles de Gaulle/Liege/Barcelona/Madrid/Milan/Frankfurtなど、主要な貨物ステーションで導入予定としている。

Last Updated : 2021/10/19
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