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Korean Air:Boeing子会社InsituとUAV開発で提携
Korean Air(KAL)は10月22日、Boeing子会社のInsituと軽量でモジュール化された垂直離着陸(VTOL)無人航空機を開発するための技術協力に関する覚書(MOU)に署名したと発表した。
Insituは無人航空機(UAV)のシステム開発および製造を行い、米国国防総省が運営するUAVのScanEagleを開発した実績がある。
一方、技術と専門知識によって韓国のUAV市場で先行するKALは、次世代ステルスUAVや多目的無人ヘリコプター、ハイブリッドドローン(エンジン発電機を電源として搭載)など幅広いUAVを所有している。
また、KALは高度なリフト&クルーズUAVのKUS-VSを開発している。同社のリフト&クルーズ(垂直上昇&水平飛行)のテクノロジーは、クルーズとリフトに独立したスラスター(推進システム)を利用してVTOLと高速の巡航を可能にするもの。KALはInsituの提携によって、都市航空モビリティ業界の進歩を促進していくとしている。
写真はMOU締結時に、KUS-VSの模型の前で握手するKALとInsituの担当者。

Last Updated : 2021/10/22
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