Qantas Airways（QFA）はこのほど、A380の運航再開を3ヵ月前倒しすることを決定した。

　当初、2023年末まで長期駐機する予定だったA380について、ことし8月の時点では2022年7月にLondon線およびLos Angeles線の運航に向けて、5機を復帰させるとしていた。

　今回の発表では、さらに前倒しして運航再開させる5機のうち、2機を2022年4月からLos Angeles線に導入し、3機を2022年11月に運航再開するとした。さらに2024年初頭までにこのほか5機を復帰させる計画。

　QFAは旅客需要の増加に伴ってA380のほかに、B787-9×3機の新機材納入を計画よりも数ヵ月早めることを目指すとしている。