SBSリコーロジスティクスは10月26日、“物流センター横浜金沢”を開所したと発表した。

　同センターは大塚商会のオフィスサプライ通販の3PL業務を中心に、関東地区の物流事業を実施する。施設建設はSBSロジコムが手がけ、SBSグループ間シナジーを生かすプロジェクトとして約2年を要した。

　自動化／省人化／省スペース化を開発コンセプトとして、Logistics TechnologyとInformation Technologyを駆使して設計されている。従来の保管機器と比較して3倍以上の収納力を持つロボットストレージシステム「オートストア」を2基採用するほか、デジタルピッキングシステム／自動梱包機／シャトルラックなど自動化設備を随所に取り入れている。

　また、免震構造を採用し、非常用自家発電装置とネットワークとシステムの二重化など最新のBCP機能を完備。全館にLED照明および自家消費型太陽光発電装置（2022年1月完成予定）を設置している。

■SBSリコーロジスティクス 物流センター横浜金沢
　住所：〒236-0003 横浜市金沢区幸浦1-3-3
　構造：地上4階／耐火建造物／RC+S造／免震構造
　敷地面積：2万6612m2／延床面積：5万3828m2
　トラックバース：大型車両37台が着車可能
　搬送設備：貨物用EV（5.1トン）×4基、垂直搬送機×4基