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成田空港:21年度上期は国際貨物の発着・数量が過去最高

 成田国際空港会社は10月28日、2021年度上期(21年4〜9月)の成田空港の運用状況を発表した。その中で国際線貨物便の発着回数および国際航空貨物量が、年度上期として過去最高を更新したことを明らかにした。

 国際線貨物便の発着回数は2万4945回で、20年度同期比28%増、コロナ前の19年度同期比103%増となった。貨物量は128万4626トンで、20年度同期比44%増、19年度同期比26%増だった。

 同社では発着回数増について、国際線旅客便の運休・減便により貨物スペースが減少し、貨物臨時便が多数運航されたためとしている。

 貨物量の増加の要因は、北米等の自動車需要の回復により、自動車部品に使われるプラスチックや非鉄金属等の運賃負担力の高い貨物が増えたこと、コロナ禍において医薬品や半導体製造装置等の緊急性を要する貨物の荷動きが好調であったことを挙げている。

 また、直近の9月単月の国際線貨物の実績は、発着回数は4063回で、20年度同月比10%増、19年度同月比94%増、貨物量は21万8605トンで、20年度同月比34%増、19年度同月比25%増で、ともに9月として過去最高を更新し好調を維持している。

Last Updated : 2021/10/29
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