国土交通省は10月29日、SkyDrive（本社：東京都）が開発中の“空飛ぶクルマ“について、航空法に基づいて同社からの型式証明申請を受け付けた。

　”空飛ぶクルマ”としての型式証明申請は日本で初となるもので、申請機材はドローン技術を活用した電動・垂直離着陸型の航空機。

　国交省では今後、開発の進捗に合わせて航空機の安全性および環境適合性に関わる審査を、航空機技術審査センターを中心に適切に進めるとしている。

　空飛ぶクルマは、都市の渋滞回避／離島や山間部の移動手段／災害時の救急搬送や物資輸送などの交通手段として期待される次世代の航空モビリティ。政府では、“空の移動革命に向けた官民協議会”を設け、空の移動革命に向けたロードマップを取りまとめるとともに、事業者によるビジネスモデルの提示や、飛行の安全性の確保等に向けた環境整備を行っている。