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LCAG/DB Schenker:欧〜中SAF貨物便にNokia参画
Lufthansa Cargo(LCAG)とDB Schenkerは10月29日、両社が協調して持続可能な航空燃料(SAF)で運航しているFrankfurt〜上海間の定期貨物便を、2022年3月まで延長すると発表した。
このウイークリー便の上海発・Frankfurt向けについて、北欧通信大手のNokiaが22年3月までの5ヵ月間利用することになったことによるもの(写真)。同社は上海の生産施設からオランダTilburgの欧州拠点に、毎週10トンの通信ネットワーク機器を輸送する。ドアーツードアの輸送契約で、陸上部分についてもSAFとは別のタイプのバイオ燃料を使用する。
このSAF貨物便は従来の化石燃料に比べて、毎週約174トンの燃料が節約できるため、2021年の夏期スケジュール中に2万250トンの温室効果ガス(CO2)の純削減を達成することに成功した。
今回の期間延長により、2021年10月末から2022年3月末までの冬期スケジュールでも、1万4175トンの削減が見込まれる。

Last Updated : 2021/11/02
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