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JAL:第2四半期は増収減益、通期は1460億円の赤字予想に

 日本航空(JAL)グループは11月2日、2022年3月期第2四半期(2021年4月1日〜9月30日)の連結業績を発表した。

 グループ連結での売上収益は2906億円(前年同期比49.2%増)、EBIT(利払前税引前利益)は前年同期の2239億円の損失から、損失額が1518億円に縮小した。親会社の所有者に帰属する純利益は前年同期の1612億円の損失から562億円改善し、1049億円の赤字となった。

 国際旅客収入は、前年同期比225.0%増の298億円となった。各国における厳しい出入国規制が継続しており、国際線旅客需要が引き続き低迷している中で、赴任・帰任需要やアジア〜北米間の乗り継ぎ需要の獲得に努めたとしている。

 貨物・郵便収入は前年同期比84.0%増の983億円となった。特に国際貨物が今期も好調を継続しており、コロナ前比で増収となっていた前年同期比で見ても、さらに2倍を超える大幅な増収を達成した。

 旺盛な需要に応えるべく、他社貨物機の利用も含め貨物便を積極的に運航し、前年同期比で約2倍の供給を確保しつつ、単価はコロナ前の2倍の高水準を維持しており、高需要期を迎える秋に入って一段と高い水準になっている。

 今期の通期業績については、EBITが1980億円のマイナス、純損失が1460億円になると予想している。

Last Updated : 2021/11/04
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