IATA:1月の国際航空貨物のCTKは前年比2.7%増
IATA(国際航空運送協会)が3月9日に発表した2022年1月の航空貨物の需要(CTK)は、前年同月比で2.7%増加した。
CTKの前年同月比の伸び率としては、2021年12月の9.3%よりも大幅に低い結果となった。
供給キャパの指標であるACTK(有効トンキロ)は、前年同月比で11.4%の伸び率だったが、新型コロナ以前のレベルと比較すると、キャパシティは制限されたままで、2019年1月水準を8.9%下回っている。
IATAのWillie Walsh事務総長兼CEOは、「ことし1月の需要の伸びは、昨21年12月に続いて予想を下回った。これは、ことし4.9%と予測される、通常の成長率へシフトすることを反映している可能性がある。しかし、ロシアとウクライナの紛争により貨物市場は影響を受けるだろう。製造業と経済活動における制裁の影響、原油価格の上昇、地政学的リスクは収束しているが、キャパシティの需給はよりタイトになると予想され、運賃レートは上昇する可能性がある。しかし、どの程度までかを予測するのは時期尚早だ」とコメントした。
22年1月のCTKとACTK、CLF(ロードファクター)の伸び率、およびCLFは表のとおり(▲はマイナス)。
CTK ACTK CLF前年比 CLF
アフリカ______ 12.4% __ 13.0% ___▲0.3% ___ 49.2%
アジア太平洋_____4.9% __ 11.4%___ ▲3.7% ___ 60.9%
欧州_________7.0% __ 18.9% ___▲6.5% ___ 58.4%
ラテンアメリカ___ 11.9% __ 12.9% ___▲0.4% ___ 41.7%
中東________▲4.6% ___6.2% ___▲5.8% ___ 51.3%
北米________▲1.2% ___8.7% ___▲4.7% ___ 47.4%
市場総計_______2.7% __ 11.4% ___▲4.6% ___ 54.1%