IATA:22年の国際航空貨物はコロナ前19年の水準に
IATA(国際航空運送協会)が2月6日に発表した2022年の航空貨物の年間需要(CTK)は、前年同期比8.0%減、コロナ前の2019年比で1.6%のマイナスとなった。
供給キャパの指標であるACTK(有効トンキロ)は、前年同期比3.0%増、19年比で8.2%減となっている。
昨22年12月の単月ではCTKが15.3%減と需要の減少が顕著となり、ACTKも2.2%減と10ヵ月連続で前年を下回った。
IATAのWillie Walsh事務総長は、「昨22年の航空貨物のパフォーマンスは、政治・経済的な不確実性に直面して、21年の並外れたレベルと比較して低下した。各国で経済の加熱を冷やすようなインフレ対策が続いており、ことしの貨物量は19年と比較して5.6%減少すると予想される。しかし、その一方で、ことしの航空貨物の平均イールドと総収益がパンデミック前の水準をはるかに上回って推移すると見込んでいる。今後1年間は困難な取引環境となる可能性が高いが、ある程度の緩衝材となるはずだ」とコメントしている。
22年12月のCTKとACTK、CLF(ロードファクター)の伸び率、およびCLFは表のとおり(▲はマイナス)。
CTK ACTK CLF前年比 CLF
アフリカ______▲10.0% ___1.3% ___▲5.4% ___ 43.2%
アジア太平洋____▲21.2% __▲3.9% __ ▲11.6% ___ 52.8%
欧州________▲17.4% __▲7.0% ___▲7.0% ___ 55.9%
ラテンアメリカ ____ 0.0% __ 27.6% ___▲8.9% ___ 32.2%
中東________▲14.4% ___2.8% ___▲9.2% ___ 45.4%
北米_________▲8.5%__▲2.9% ___▲2.5% ___ 40.6%
市場総計______▲15.3% __▲2.2% ___▲7.3% ___ 47.2%
22年(1〜12月)のCTKとACTK、CLF(ロードファクター)の伸び率、およびCLFは表のとおり(▲はマイナス)。
CTK前年比 ACTK前年比 CLF前年比 CLF
アフリカ______▲1.4% ___0.3% ___▲0.8% ___ 46.3%
アジア太平洋____▲8.8% ___0.5% ___▲5.9% ___ 58.3%
欧州_______ ▲11.5% ___0.5% ___▲7.7% ___ 56.7%
ラテンアメリカ___ 13.1% __ 27.1% ___▲4.9% ___ 39.2%
中東_______ ▲10.7% ___4.3% ___▲8.2% ___ 49.0%
北米________▲5.1% ___4.2% ___▲4.1% ___ 41.5%
市場総計______▲8.0% ___3.0% ___▲6.0% ___ 50.1%