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関西エアポート:3期連続の赤字、前年からは損益改善
関西の3空港を運営する関西エアポートは6月14日、2023年3月期(2022年4月〜2023年3月)連結決算を発表した。
営業収益が前期比50%増の999億円、営業損益が148億円の損失、経常損益が256億円の損失、当期純損益が190億円の損失(前期は303億円の赤字)で、コロナ禍の影響が続き、3年連続の赤字となった。
国際貨物については、「総取扱量が21年度の82万2000トンから8%減の75万4000トンに減少したものの、医薬品や半導体関連等の増加により、総貿易額は前年を上回り、eコマースも好調を維持している」と説明した。
また、貨物便・旅客機貨物便の発着回数は、旅客便の急速な回復に伴う貨物輸送スペースの増加により前年の2万8248回から9%減の2万5667回となったが、コロナ前比では依然高水準を維持している。
23年は、22年度当初まで継続した海上貨物輸送の混乱が落ち着き、加えて大型の新造コンテナ船の投入が予定されており、海上輸送への回帰が進むと見込む。
関西エアポートの山谷佳之社長は会見で、「昨年10月の水際対策緩和もあり、総旅客数は2759万人と前期比約2.1倍に増加。今年4月の関空の国際線旅客数はコロナ前の52%の水準まで回復している」としたうえで、「23年上期(4月〜9月)に70%まで回復することをターゲットとしている」と述べた。
また、空港業務についても触れ「グランドハンドリングや保安検査などの人員不足は事実。3年止まっていたものを半年で戻すというのは難しいことだと思うが、できるだけ短い時間で元に戻していきたい」とコメントした。
Last Updated : 2023/06/16
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