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郵船ロジ:宇宙ゴミ調査用の衛星を輸送手配
郵船ロジスティクス(YLK)は10月6日、アストロスケールの商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J」をニュージーランドAucklandまで輸送したと発表した。写真はADRAS-Jの搭載の様子。
アストロスケールは、スペースデブリ(宇宙ゴミ:以下デブリ)の除去を含む軌道上サービスに取り組むアストロスケール・ホールディングスの子会社で、人工衛星の製造・開発を担っている。国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が大型デブリの除去実現に向けて商業デブリ除去実証(CRD2)プログラムを進めているなか、フェーズ1のパートナーとして選定され、ADRAS-Jを開発した。
YLKは2022年12月にアストロスケールとADRAS-Jに関するマーケティング・パートナーシップ契約を締結し、アストロスケールが目指す「人と地球と宇宙を持続可能にする」ためのデブリ除去の活動に賛同・応援している。
今回の輸送については、ADRAS-JをANA Cargoが運航するチャーター便を利用してニュージーランドAucklandまで航空輸送したもの。ADRAS-Jは今後、ニュージーランド北東に位置するマヒア半島の射場からロケットで打ち上げられ、軌道投入後は長期にわたり放置されたデブリの運動や損傷・劣化状況の撮影を行う予定。
YLKは、「ADRAS-Jプロジェクトの成功を願い、精密な人工衛星の集荷、梱包、通関など国際輸送に関わる手続きをグループ一丸となって手配した」としている。

Last Updated : 2023/10/10
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