日本航空（JAL）は、JALエンジニアリングおよび欧州で航空機設計を行うMaeve Aerospace（本社：ドイツ）と、電動ハイブリッド航空機Maeve Jetの開発を推進するための基本合意書（MOU）を締結した。

　Maeve Jetは、従来のガスタービンエンジンとバッテリー駆動の電気モーターを組み合わせることで、既存の同型機と比較してエネルギー効率が大幅に向上し、燃料消費量40％削減とCO2排出削減を実現する革新的な航空機。

　JALグループは、「Maeve Jetの設計や運用およびカスタマーサポート体制の構築において、エアラインとしての知見を生かし、航空機の耐空性や信頼性を向上させる新たな航空機設計システムの構築に貢献する」とコメントしている。